【育児エッセイ】育児も家事も完璧じゃなくたっていい、って言われてもさ

SNSや育児本を開けば、必ず目にする言葉がある。

「完璧じゃなくていいよ」
「家事も育児もほどほどで大丈夫」
「面倒なことは後回しにしよう」

真面目で完璧主義、毎日いっぱいいっぱいになりながら頑張っているママ・パパに向けた、やさしいアドバイス。

でも…正直に言っていい?

そう言われてもさ、結局やるのはわたしなんだよねっ!!!

そう心の中で叫んでしまう。

え?それってわたしだけ?!

今回は、このやさし~いアドバイスに潜む「落とし穴」と、わたしの思考のクセ、そして「完璧主義」から一歩抜け出すために何をしたらいいかを、よーく考えに考えてみました。

なぜ「手を抜いていいよ」の言葉にモヤモヤしてしまうのか

「適当でいい」「後回しでいい」と言われても素直に受け入れられない。

素直に受け入れられない、わたしがおかしい?わたしのせい?

いや違う。

素直に受け入れられないのには、明確な理由がある。

「手を抜いた分のしわ寄せは、全部後から自分に返ってくる」と分かっているから

  • 後回しにした洗濯物や食器は、誰かが代わりに洗ってくれるわけじゃない。結局未来の自分がやることになる。
  • 「適当」にした結果、子どもの体調や部屋の状態に問題が起きたら、責任を問われるのはわたし。
  • 「ゆるくやって上手くいっている人」は、周りのサポートがあるか、たまたま運が良いだけに見えてしまう

「ちゃんと」やらないと、後で自分がもっと苦しくなる
それがわかってるから、自分の身を守るために「ちゃんとやらざるを得ない」んだ。

「諦める」「適当にする」=「リスクを放置する」ことと同じ

完璧主義の人が「手を抜けない」のは、怠けているからでも頑固だからでもなくて「予測不能なアクシデントや将来の自分への負担を減らすための防衛本能」が強く働いているからだそう。
単に「諦める」「適当にする」というのは、真面目な人(わたし)にとって「リスクを放置する」ことと同じだから、激しい不安やストレスを感じてしまうのも無理ないんだよね。

このままだといつか行き詰まる…自分と向き合ってみる

わたしの「なんでも一人で抱え込んでしまう」という思考のクセ。

自分を守るための防衛策ではあるものの、子育てという「自分の思い通りにならないことの連続」の中でこの思考を持ち続けると、いつか限界が来て心が折れてしまうだろう…。

直すとしたら、自分が意識的に努力して変わっていくしかない

思考のハードルを少しずつ下げる

「完璧主義を手放す」と一口に言っても、急に0か100かは変えられない。まずは小さなマインドチェンジから始めてみる。

  • 「足りないもの」より「できているもの」に目を向ける(今日も子どもを無事に生かした!それだけで満点)
  • 「ま、いいか」を意識的に口癖にする
  • 結果にこだわりすぎない(「ここまで頑張ったんだから、あとはなるようになる!」と割り切る)
  • 最初から達成不能な「高すぎる理想や目標」を作らない

子どもが朝元気に起きて、夜楽しい気持ちで眠りについた…もうそれだけで100点!と自分を褒めるようにしてみよう!

「頼る=相手も嬉しいこと」とマインドを切り替える

人に頼るのが苦手なのは、「相手に迷惑をかけたくない」「助けてもらったら申し訳ない」と思うから。でも、その視点を少し変えてみる。

そうそう、わたしって人に頼ると「あぁ、申し訳ない…」と思ってしまうところがあるな…

  • 本当に小さなことから頼んでみる(「これ持ってて」レベルから)
  • 「自分が頼ることで、相手は頼りにされて嬉しいはず!」と思い込む
  • 「助けてもらった分、次に自分が相手を助ければお互い様」と考える

家事育児の「責任」と「タスク」を視覚化して分散する

自分ひとりが「当事者」として背負い込んでいる状況を脱っしたい…!物理的な仕組みを作ってみる。

  • やっている家事・育児を書き出して「見える化」する
  • 「これは私の仕事だ」と無意識に思い込まないように警戒する
  • パートナーにも同じ当事者意識を持ってもらうよう、日頃から気持ちを伝える

完璧主義を手放すことは難しい…
でも、未来のわたしとわたしの家族のためにも、少しずつ変わらなくちゃ

完璧を目指す努力から、「自分をラクにする努力」へ

「適当でいい」という言葉に背中を押される人もいれば、かえって「適当にできない自分」に落ち込んでしまう人もいる。

わたしがそう。

もしあなたも「後処理が嫌だから手を抜けないんだよ!」とモヤモヤしていたら、まずは「今まで一人で責任を背負って、本当によく頑張ってきたね、わたし偉すぎる!」と自分を褒めてあげてね。
手を抜けないのは、あなたが誰よりも責任感をもって家族と向き合ってきた証拠。

いきなりガラリと性格を変えるのは無理かもしれない。
でも、「ほんの少し頼んでみる」「家事のリスト化をしてみる」といった小さな実践を積み重ねながら、自分も家族も笑顔でいられるような「心地よい抜け感」を探していこう。

「完璧じゃなくていい」の言葉が、すっと心に入ってくる自分になりたいな。

それではまた!

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