
たろうが体操のイベントに、ママ友(15人くらい)と一緒に参加した日のこと。
この日は保護者も一緒に体操に参加するプログラムだったため、主催者側からは「写真撮影は控えて、子どもとの取り組みの時間を楽しんでください」というアナウンスがあった。
イベントが無事に終わり、家に帰って一息ついていると、体操関連のママ友グループLINEに通知がピコンと鳴った。
見てみると、さっきのイベントの様子をこっそり撮影した写真が何枚か載せられていた。
あるママの「たった一言」が波紋を呼ぶ
「皆さんおつかれさまでした~!みんなかわいかったですね!」
「おつかれさまです!写真ありがとうございます!」
「わぁ~!写真うれしい!ありがとう!」
画面には、そんな和やかな反応がいくつか並んでいた。
……だが、その直後だった。一人のママさんから、こんなメッセージが投下された。

あれ?撮影ダメって言われてたよね?ダメじゃないならわたしも撮りたかったなぁ~
空気が、一瞬で凍りついた気がした。
この発言をしたママさんは、このグループの中では比較的「新参者」。
そして、「写真ありがとう」と盛り上がっていたのは、グループ内で発言権の強い「古参のママさんたち」だった。

あ~、言っちゃった…
正論だけど、今それ言っちゃう!?
わたしは画面の向こうのピリついた気配を感じ取りながら、「お願いだからわたしを巻き込まないで…」とそっと通知を閉じ、ひっそりと静観の姿勢に入ることにした。
写真を送った古参ママが、どこか余裕のある返信をする
「え~!写真ダメだったんですね!知らなかった~!」
(※主催者からアナウンスはあったはずだけど…)
それを合図にするかのように、次々と入るコメントの嵐。
「今日のイベント行けなかったから、写真うれしかったよ!」
「写真うれしいです!みんないい表情!」
「写真めちゃくちゃありがたい!かわいくて癒される~!」
「ナイス判断だよ!ほんとにありがとね!」
古参ママを全力で擁護し、称える古参ママたちのコメントが次々に画面を埋め尽くしていく。

(おうおうおうおう……すっごい見えない壁がある……)
そして、最初に写真を送ったママさんのこの一言で、その場はキレイに(?)着地した。
「わ~、そう言っていただけてよかったぁ~!」
もう、こわいこわいこわいこわいこわいこわい。
わかる?この恐ろしさ。
- ルール違反を指摘した新参ママの「孤立感」
- 暗黙の了解でそれをスルーして結束を強める古参ママたちの「スクラム」
- そしてそのただ中に放り込まれたわたしたちギャラリーの息苦しさ
いろいろこわい。この独特の恐怖感、このブログを読んでいる人にもきっと伝わる人がいると信じたい。
なぜ、ママ友LINEのこういうやり取りに「恐怖」を感じるのか?
ママ友グループでのちょっとした意見の食い違いや、空気を読まない(あるいは正論すぎる)発言を見たとき、なぜこれほどまでにドキドキしたり、恐怖を感じたりしてしまうのだろう。
「集団の掟(ローカルルール)」と「個人の正論」の衝突
主催者側のルール(撮影禁止)という「公式の正論」よりも、グループ内の「古参ママたちの機嫌や空気感」が優先されてしまう歪み。
その構図を見せつけられて、自分の常識が通じない世界に放り出されたような居心地の悪さを感じたんだと思います。
「自分もいつかターゲットになるかもしれない」という防衛本能
「新参」や「古参」のようなグループ内での力関係や、誰が誰の味方なのかというパワーバランスの影を感じ取ることで、人間の脳は本能的に「敵に回したら怖い」「波風を立てずに息を潜めよう」と警戒モードに入るよね。強いストレスを感じてしまう。
ママ友LINEの「見えない圧力」から身を守るためのコツ
「既読スルー」と「沈黙」は最強の盾
波風が立っているときに、どちらの味方をするわけでもなく、スタンプ一つすら押さずにスルーすることは、自分をトラブルから守るための立派な防衛策。
「ただの傍観者」でいることに罪悪感を持つ必要はないよ。
グループLINEは「職場の掲示板」と割り切る
ママ友グループは、友達を作る場所ではなく「子供の習い事や園の連絡網」と割り切るのが一番の精神安定剤。
通知音はオフにし、感情を移入せず、「業務連絡のツール」としてドライに接することで、心の距離を保とう。
共感し合える「リアルな味方」を外に作る
ネットやグループの同調圧力に疲れたときは、そこで無理にうまくやろうとする必要はなくて、夫や、本当に信頼できる数少ない友人に対して「今日のLINE、怖かったよね…」と愚痴をこぼせる場所を作ろう。心の負担がぐっと軽くなるはず。
「ママ友グループLINE」に無理に馴染もうとしなくていい

わたしは果たして、「習い事ママ友」というこの世界でうまくやっていけるのだろうか…
ルールと空気がねじ曲げられる瞬間を目撃して、どーっと疲れてしまった。
でも、「ママの友達」を作るためにグループLINEに入っているわけじゃない。子どもが楽しく体操に通えれば、それで十分なはず。
「こわい」と感じた自分の直感を信じて、深入りせず、そっと距離を置く。
今日も無事にその場をやり過ごせたなら、それでいいのだ。
それにしても、あー、こわかった。


