【育児マンガ】2歳半でトイトレ開始!③まさかの3歳になったらトイトレ完了宣言?

前回は、2歳8ヶ月~9ヶ月の夏場にかけておしっこのトイトレが見事に成功し始めた一方で、立ちはだかる「うんちの壁」と恐怖心に直面し、格闘する様子を書きました。

アンパンマンの動画で一瞬ヤル気を見せたものの、「やっぱりヤダ! こわい!」と拒絶されてしまったあーちゃん。

「この先、一体どうなることやら…」と頭を抱えていたわたしだったのだが、秋を迎えた2歳10ヶ月の頃、あーちゃんの口からまさかの「大予言」が飛び出すことになったのだった。

9月(2歳10ヶ月):あーちゃんの口から飛び出た謎宣言

9月に入り、あーちゃんは2歳10ヶ月に。

日中のおしっこに関しては完全にトイトレが完了し、起きている間はおねえさんパンツで快適に過ごせるようになった(夜間は安心の「おやすみパンツ」を着用)。

残る問題は、やはり「うんち」。

どうしてもトイレでするのは絶対嫌だと固辞するあーちゃんに、わたしは少し優しく理由を聞いてみた。

あーちゃん、なんでおトイレでうんちしたくないのかな?

すると、あーちゃんは腰に手を当て、ドヤ顔でこう言い放ったのだ。

「大丈夫! 3歳になったらするから!」

…えっ!? なにそれ!?
3歳になったら自力でするの!? ほんとに!?それどういうロジック?!

あまりにも自信満々な回答にわたしが呆気にとられていると、あーちゃんは追い打ちをかけるように言った。

「ほんとに! 3歳になったらするから、もう言わないで!」

…わ、わかったよ。

君がそこまで言うなら、3歳になるまで親からは一切何も言わないと約束しよう。

こうして我が家は、「本人の意思と3歳という境界線」を信じるという、一か八かの作戦に出ることになったのだった。

10月(2歳11ヶ月):親の試練、沈黙の1ヶ月

10月、あーちゃんは2歳11ヶ月を迎えた。

3歳の誕生日まで、あと1ヶ月。

約束通り、わたしはうんちのトイトレについて一切口を出さないことを徹底した。

おむつの中でうんちをして「出た?」と持ってきても、「そっかそっか?」と淡々と処理し、決して「次はトイレでやろうね」などとは言わない。

「本当に3歳になった瞬間できるようになるのだろうか…」
「ただのその場しのぎの言い訳だったのではないか…」

頭の中で疑心暗鬼が渦巻くのを必死で抑え込む、親にとっても胃がキリキリするような沈黙と我慢の1ヶ月だった。

11月(3歳):奇跡の誕生日と、約束の果たされる時

そしていよいよ、11月。あーちゃんが3歳の節目を迎える時がやってきた。

誕生日の前日。

わたしはドキドキしながら、数ヶ月ぶりにあの話題を振ってみることにした。

あーちゃん、明日でついに3歳になるよ。…うんち、トイレでできるかな?

するとあーちゃんは、「あー、そうだね」と思い出したかのように頷き、あっけらかんと言った。

「うん、できるよ!」

…できるの!? ほんとに!? そうなの!? え、そんなあっさり!?

半信半疑のまま迎えた、3歳当日の朝。

お腹がムズムズしてきた様子のあーちゃんは、自らテクテクとトイレへ向かい、便座にちょこんと座った。

そして、

本当に、一発でトイレでうんちができましたーーーーー!!!

有言実行すぎるやろ!!

あの日言った「3歳になったらする」という言葉は、子供なりのいい加減な言い訳などではなく、「自分の心と身体の準備が整うタイミング」をあーちゃん自身がちゃんと分かっていた証だったのだ。

こうして我が家のトイトレは、最高の形で幕を閉じたのでした。

ここまで読んでくださった皆さま、何の参考にもならない結末で、本当に申し訳ございません…。

子どもの「自己決定権」とトイトレ完了のメカニズム

「自分で決める(自己決定)」が持つ絶大なパワー

親から「しなさい」と言われてやる排泄は苦痛でしかないが、「3歳になったら自分でする」と自ら宣言したことで、子ども自身に強い主人公意識(主体性)が生まれたみたい。
この「宣言効果」が恐怖心を乗り越える最大のモチベーションになったと考えられます。

「心の準備」が整うのを待つ重要性

親が焦って説得し続けるよりも、一度テーマから距離を置いて本人の心の成熟を待つ方が、結果的にスムーズに完了することが多い。
子どもには子ども自身の「納得のタイミング」が存在するのだ。

トイトレ最後の難関「うんち」をクリアするためのマインド

子どもの「〇〇になったらやる」という言葉を信じて乗っかってみる

「お兄さんになったら」「3歳になったら」という子どもの言葉は、一見逃げ文句に見えても「その時になったら頑張る」という本人なりの決意表明でもある。一度その条件をまるごと受け入れて静観してみるのもいいのかも?

失敗や後戻りがあっても「自分で決めた節目」を自信にしてあげる

一度成功すれば、子どもは「できた!」という大きな自信を得る。
もしその後たまに失敗することがあっても、「あなたならできるよ!」と自己肯定感を高める声かけをしてあげてほしいな。

トイトレの先に見えた成長

2歳7ヶ月の初夏、毎日のおもらしと床拭きに白目を剥いていたあの頃が、今となっては遠い昔のよう…

子どもの「3歳になったらする」という宣言を信じて待ち続けた結果、あーちゃんは自分の力で見事に恐怖を乗り越え、ひとつの大きな階段を登ってくれた。

子育てはいつだって、親の思い通りには進まない。
けれど、子ども自身の「変わりたい」「大きくなりたい」というエネルギーを信じて待つことの大切さを、あーちゃんは教えてくれた。

あーちゃん、3歳のお誕生日おめでとう、そしてトイトレ完了おめでとう!

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