【育児マンガ】生後9か月、離乳食の悩み 食べない?量は?お悩みと解決方法

生後9ヶ月。ついに離乳食も「3回食」の領域へと突入!

しかし、ここで新たな壁が立ちはだかる。

これって、もしかして量が少なすぎる…?

子育て広場で目の当たりにした「他の子」の食事

ある日、お昼ご飯を持って子育て広場に遊びに行った時のこと。

ほかのママさんたちも同じようにお昼を持ってきていたので、「一緒にたべましょうか~」なんて急遽始まったママ友ランチ。

そこには、あーちゃんと同じ月齢、3回食の子どもたち。

その子たちのごはんを見て…衝撃!!

えっ…!そ、そ、そんなに食べるの?!

あーちゃんが食べている量の倍近いボリューム、ゴロゴロと大きめな食材、そして彩り豊かな品数の数々。

その「よそのおうちのごはん」を目の当たりにして、ぐるぐるといろんなことを考えて焦ってしまった。

「我が子の機嫌が良い」ならそれでOK

一瞬焦りはしたけれど、よく考えると焦ることでもない。

あーちゃんが「ごはんが足りない」と泣いたことはある?
あーちゃんが満足しているのに、それ以上に無理やり食べさせる必要なんてないよね!

もしかしたら、教科書通りに進めすぎていたかもしれない。
だから「他人」を見てあせってしまうのだ。

赤ちゃんの胃袋の大きさや活動量にはかなりの個人差がある。
その子、その子に合った「適正量」があるんだ。

生後9ヶ月(カミカミ期)について

生後9~11ヶ月頃は「カミカミ期」と呼ばれ、離乳食が大きな転換期を迎える時期。
1日3回の食事リズムを作ることで、栄養の大部分を離乳食から摂るようになっていきます。

  • 炭水化物:5倍がゆ 90g、または軟飯 80g程度
  • ビタミン・野菜:30~40g程度
  • たんぱく質:魚・肉なら 15g、または豆腐 45g程度

教科書通りもいいけれど、他の赤ちゃんの様子や、ネットのキラキラした盛り付け写真や基準量に惑わされず、「あーちゃんがご機嫌で体重が順調に増えているか」を一番の指標にして、もっと食事の時間をたのしんでいきたいな!

食事中の悲劇「手づかみ食べ」

「3回食に入ったら、「手づかみ食べ」の練習もはじめると良いでしょう。」

へぇ~、手づかみ食べかぁ。発達を促すのにもとってもよさそうだなぁ

深く考えず、注意点を調べることもせず、突然始めてみた手づかみ食べの練習。
そして、悲劇は突然訪れる

ちょ…まっ…! 手で掴まないで!!

手づかみ食べの練習なのに「手で掴まないで」と叫んでしまう矛盾。笑

スプーンに乗った水分多めのおじやを、あーちゃん豪快に手でバシッとわし掴み。
指の間からにゅるっと溢れ出すおじや。

テーブルも服もぐっちゃぐちゃ。
床にも飛び散るお米粒たち。
ソファにまで飛び火する惨劇。

「手づかみ食べ練習」…おそるべし…

毎食こんなの、耐えられない…
手づかみ用のメニュー、一体何を作ればいいんだ。

手づかみ食べの惨劇を最小限にするアイデア&おすすめメニュー

手汚れ&被害を抑えるメニュー

おやき

軟飯や豆腐、茹でた野菜、片栗粉を混ぜてフライパンで焼くだけ。手が汚れにくく、手づかみメニューの最高峰。

スティック野菜

人参や大根、かぼちゃを軟らかく煮て細長いくし形に切る。

食パン(サンドイッチ風)

食パンの耳を切り落とし、きな粉ペーストやジャム(離乳食用)を挟んで小さくカット。

床と服を守る防護ネット

ポリエチレン製の使い捨てシート・新聞紙

ハイチェアの下に敷いておき、食後は丸めてゴミ箱へポイ。

長袖のお食事エプロン

袖口までカバーできるエプロンで、服の全滅を防ぐ。

「手づかみ食べ」は脳が急成長している証拠

手づかみ食べのメリット

五感を刺激し、脳の発達を促す

手づかみ食べは、赤ちゃんにとって「五感をフル活用する最高のお勉強」です。

  • 触覚:柔らかい、硬い、温かい、ベタベタする
  • 視覚:色、形、大きさ
  • 嗅覚・味覚:食べ物の匂いや素材の味

手で直接食べ物に触れることで、「これは触るとつぶれるんだ」「これは少し硬いな」といった情報を脳でダイレクトに処理し、脳の神経回路がグングン発達していきます。

手指の器用さ(目と手の協調運動)が育つ

目で食べ物の位置を確認し、手を伸ばして掴み、そのまま正確に口へ運ぶ。
大人が無意識に行っているこの動作は、赤ちゃんにとっては高度な身体コントロールが必要です。

  • 握りつぶしながら力を加減することを覚える
  • 手のひら全体で掴む状態から、指先(親指と人さし指)でつまむ発達へ移行する

手づかみ食べを繰り返すことで「目と手の協調運動」が養われ、将来のスプーンやフォーク、箸の使い方、鉛筆の持ち方などのスムーズな習得につながります。

一口量や食べ方のコントロールを覚える

自分で食べる経験を通して、赤ちゃんは「どれくらいの量を口に入れれば良いか」を学びます。

失敗を重ねることで、「この大きさなら一口で食べられる」「前歯でかじり取ってから噛む」といった自分の口の容量や噛む力の加減を体で覚えていきます。
これは将来の丸呑み防止や、正しい咀嚼(そしゃく)習慣に欠かせないステップです。

「自分でできた!」という自立心・自己肯定感が育つ

親に食べさせてもらう受動的な食事から、「自分で食べたいものを選んで口に運ぶ」という主体的な行動に変わる時期です。
自分で意図した通りに食べられた時の達成感は、赤ちゃんの自立心や自己肯定感を大きく育みます。「自分で食べられた!」という喜びが、食べる意欲そのものを高めてくれます。

食事への興味関心が深まり「食べる楽しさ」を知る

手づかみ食べによって、赤ちゃんは食事を「与えられる作業」ではなく「楽しく魅力的な時間」として捉えるようになります。
能動的に食べ物に関わることで食卓への集中力が増し、自分で食べる楽しさを知ることが、将来の豊かな食習慣(偏食の予防など)のベースになります。

手づかみ食べは、目と手と口の協調運動(目で見て、手で掴んで、口へ運ぶ距離感を測る)を促すためのとっても大切な発達プロセスだよ。
メリットがたくさんあるので、できる範囲でぜひ挑戦してみてもらいたい!

悩みは人それぞれ。目の前の「我が子のペース」を信じよう

我が家には幸いにも「食べない」という悩みが一度もない。

友人から「子供が離乳食を全然食べてくれない」という深刻な悩みを聞くたび、これこそが本当にママのメンタルを削り取っていく一番病む問題だな、と痛感する。

それに比べたら、「量がわからない」だの「おじやを握りつぶされた」だのというわたしの悩みなんて、なんとも平和でちっぽけなものかもしれない。

離乳食の悩みというのは、本当に子供の数だけ存在する。

「食べなさすぎて病む」という切実な悩みもあれば、「食べすぎて量がわからない」「手づかみで部屋が惨状と化す」という物理的な悩みもある。

他人のSNSやネット情報と比べて自分の悩みの深さを測る必要なんて、どこにもないのだと思う。

とりあえず我が家は、手づかみ用のおやきや食パンで被害を最小限に食い止めつつ、あーちゃんの「食べたい欲」と「触りたい欲」に付き合っていくとしよう。

カミカミ期も楽しんで乗り切っていこう~!

タイトルとURLをコピーしました