
前回は、2歳7ヶ月の6月にスタートしたトイトレの初期段階で、毎日のおもらしと「できたシールシート」のわずか2日での惨敗に打ちのめされる様子をお届けしました。
「無理せずゆるく」をモットーに掲げつつも、床の拭き掃除と洗濯物の山に早くも失神しそうになっていたわたしだったのですが…
夏本番を迎えるにつれて、我が家のトイトレに少しずつ「光」が見え始めることになったのだった。
7月(2歳8ヶ月):おしっこが成功し始め、うんちのトイトレへ突入
7月を迎え、あーちゃんは2歳8ヶ月に。
毎日のおもらし処理に苦しんでいたのが嘘のように、少しずつおしっこの失敗回数が減ってきた。
親の側も、「そろそろ出そうなタイミング」がなんとなく肌感覚でわかるようになってきたのだ。
その絶妙なタイミングを逃さず、「あーちゃん、おトイレ行こっか?」と優しく声をかけると、あーちゃんも素直に「うん! 行く!」と言ってくれるようになった。
やっぱり、親からのこまめな声かけと「誘うタイミング」の調和が何より大事なのだと実感する。

あーちゃんもわたしも、すこしずつ成長しておる…!
さらにこの時期、保育園でも心強いサポートが始まった。
朝の活動の前後、お昼ご飯の後、お昼寝の前など、先生たちが決まったタイミングでこまめにトイレに誘ってくれるようになったのだ!
これにより、日中のトイトレが一気に加速していく。
そして、おしっこが順調に進んできたこのタイミングで、いよいよ新たな難関である「うんちのトイトレ」にも足を踏み入れることになったのだった。
8月(2歳9ヶ月):立ちはだかる「うんちの壁」と、アンパンマンの力
8月に入り、あーちゃんは2歳9ヶ月に。
おしっこに関してはほとんどおもらしをしなくなり、「順調、順調♪」と浮かれていたわたしだったが、うんちのトイトレは見事に難航を極めた。
それもそのはず。
まだおむつの中で排泄することに慣れている子どもにとって、お尻をむき出しにして便座に座り、お腹に力を入れて排泄するという一連の流れは、想像以上に心理的・身体的な恐怖心を伴うものだから。

このままではいかん…!
いつものネット検索を駆使して情報を漁るわたし。
すると、「アンパンマンのキャラクターたちがトイレでおしっこやうんちをする教育系動画を見せると効果がある」という有益な情報を発見。
「よし、これだ!」と、さっそくあーちゃんに見せてみたところ…。
これが、驚くほどあーちゃんにヒット!
動画を見たあーちゃんは目を輝かせ、「…わたしも、トイレで…やってみようかな」と、やる気スイッチが入ったのだ!

やったーーー!! ついに我が家にもうんち成功の波が来たぞーーー!!
と、心の中でガッツポーズ!
したのも束の間。
いざトイレに座らせてみたものの、やはり恐怖心が勝ってしまうのか、うんちが一向に出てこない。
しばらく格闘した末に、あーちゃんはブルブルと首を振ってこう叫んだのだった。
「やっぱりヤダ! こわい! トイレでしない…!」
…現実は、そんなに甘くないってことね。
トイトレを少しラクにしてくれたお役立ちアプリ
うんちのトイトレで苦戦していた時期、我が家では紙のシールシートの代わりに、スマホやタブレットで使える「トイトレ応援アプリ」も併用していた。
トイトレ用アプリのメリット
画面の中で可愛いキャラクターがトイレでおしっこをすると花火が上がったり、ごほうびのスタンプがもらえたりする仕組み。
紙のシールよりもインタラクティブ(双方向)に反応してくれるため、トイレに座るモチベーションを保ちやすい。
スマホをトイレに持ち込む際の注意
「トイレの時だけ特別に使えるスマホのゲームや動画」として限定することで子どもの興味を惹きつけられるが、長居しすぎると便秘の原因になることもあるため、「1回座って出なかったらおしまいね」とタイマーなどで区切るのがコツ。
うんちのトイトレで子どもが感じる「恐怖心」の正体

おしっこはクリアできても、うんちだけはおむつでしたがる子どもはすごい多いんだって。なんでなの?
「自分の身体の一部がなくなってしまう」という本能的恐怖
幼児期の子どもにとって、自分の身体から出た排泄物は「自分の体の一部」という感覚に近い。それが便器の中にポチャンと落ちて見えなくなってしまうことに対して、原始的な不安や恐怖を感じる子がいる。
排便時の姿勢と力みの難しさ
大人用の便器や補助便座に座った際、足が床に届かないと十分に腹圧(お腹に力を入れる力)をかけることができない。踏み台を置いて足をしっかり踏ん張れる環境を作ってあげることが、うんち成功の大きな近道となる。

子どもの感受性に寄り添って、お互いストレスなくトイトレを進めていきたいね
一進一退の夏、そして次のステージへ
アンパンマン動画で一度はやる気になったものの、恐怖心から再びおむつを求めたあーちゃん。
だけど!
おしっこが自力でできるようになり、うんちに対する意識が芽生えただけでも、この夏の大きな大きな成長だ!
焦らず、怖がらせず、あーちゃんのペースに寄り添いながら…我が家のトイトレの戦いは、いよいよ次の展開へと続いていく。





