
あーちゃんもあっという間に成長し、気づけば生後2歳半を過ぎた。
この時期になると、周りのパパママや保育園の話題の中でちらほらと聞こえ始める悪魔のキーワード。
そう、それは「トイトレ」

うー、正直ぜんっぜんやりたくないよー! 気が重すぎる…!
排泄の世話だけでも大変なのに、わざわざ漏らされる前提でトレーニングを始めるなんて…考えるだけで憂鬱になる。
けれど、いつかは通らなければいけない道なのも事実。
思い立ったが吉日! 洗濯物が乾きやすくてトイトレを始めやすい季節と言われる『初夏』に乗っかるしかない!
そう決意を固め、あーちゃんが2歳7ヶ月を迎えた6月某日、我が家のトイトレ生活が静かに幕を開けたのです。
目標は「お風呂上がり~就寝前」の2~3時間!
トイトレを開始するにあたり、いきなり一日中パンツで過ごさせるのは親のメンタルが持たない。
そこでまずは、「無理せずゆるく」をモットーに、日中のおむつ外しから段階的に進めることにした。
最初の目標は、「保育園から帰ってきて、お風呂に入った後から寝るまでの2~3時間をおねえさんパンツで過ごす」という超スモールステップだ。
が、しかし。
現実は甘くなかった。
当然のごとく、毎日毎日見事なお漏らしの嵐!
おねえさんパンツを履かせた数分後には、「ママ~出ちゃったぁ」と床に水たまりが完成。
パンツを洗い、ズボンを洗い、床を拭き上げる作業をひたすら繰り返す日々。
「無理せずゆるく」と心に決めていたはずなのに、毎日の拭き掃除と洗濯物の山を前に、早くも疲弊していく。
導入した「できたシール」の悲しい惨敗
少しでもあーちゃんのモチベーションを上げようと、トイトレの王道アイテムである「できたシールシート」をトイレの壁に設置してみた。
「トイレでおしっこができたら、可愛いシールを1枚貼れるよ!」という、あのアニメや絵本でおなじみの作戦である。
設置初日。
あーちゃんは「わぁ! シール貼るの?!トイレできたら?!」と目を輝かせ、テンション爆上がり。
「お、これは大成功か!?」と手応えを感じたのも束の間。
2日目には、早くもシールシートに対して完全なるスルーをかますあーちゃん。
「シール貼る?」と聞いても、「ううん、いい」と素っ気ないお返事。
まさかの初日で終了。
王道作戦がわずか24時間で無力化される。

うそでしょ…先が思いやられる…
2歳半のトイトレ開始と発達のポイント
トイトレを始めるにあたって知っておきたい、子どもの身体と心の発達目安について整理しました。
「膀胱の発達」と「事後報告」
トイトレをスムーズに進めるための条件は以下の二つ。
- 「おしっこの間隔が2時間以上あくこと」
- 「言葉で『出た』『出そう』が言えること」
2歳半頃になると膀胱に尿を溜める機能が育ってくるけど、最初のうちは「出た(事後報告)」から始まり、「出そう(事前報告)」へステップアップしていくのが一般的。
ごほうび作戦(シールなどの外的報酬)の賞味期限
シールなどの外的な報酬は初期のきっかけ作りには有効だが、子どもによってはすぐに飽きてしまうことも多いのが事実。
「シールを貼ること」自体よりも、「トイレという空間で親と一緒に楽しく過ごすこと」にシフトしていくのが長続きのコツかも。
親のメンタルを破綻させない「ゆるトイトレ」のコツ
トイトレ初期は、親はイライラや疲弊が溜まりやすい。親も初めての経験だから仕方ないよね。
イライラを溜め込まないための対処スキルを紹介するよ。
失敗後もトイレに座れたらOK!にする
おもらしをした後に「今出ちゃったね! じゃあ仕上げにトイレ行ってみよっか」とトイレに誘導し、座れただけでも大成功として褒める。
「出る前に教える」のは最終ステップなので、まずは「排泄とトイレを結びつける」だけで十分。
床やおもらし対策の「環境づくり」を徹底する
リビングのカーペットを撤去する、防水シートを敷くなど、「いつ漏らされても拭けばOK」という環境をあらかじめ作っておく。
掃除の手間を最小限に抑えることが、親の笑顔を保つ最大の防衛策。

トイトレ期間、我が家では、ソファー一面に防水シーツを敷いて過ごしました!
暗雲立ち込めるトイトレの行方は…!?
毎日のおもらし処理と、早くも効果を失ったシールシート。
「無理せずゆるく」を掲げてスタートしたはずのトイトレだったが、早くも挫折の二文字が頭をよぎる。

トイトレ…こわい…
けれど、ここで諦めるわけにはいかない。
あーちゃんとわたしの「おねえさんパンツへの道」は、まだまだ波乱の展開を迎えることになります。




