
子育ての大きな節目である「小学校入学」。
ランドセルはもう届いている。
校帽や上履き、体操服なども買いそろえた。
習い事送迎のシュミレーションもした。
民間学童も契約した。
わたしの働き方さえも変えた。
それでも…それでも気になってしまう。
「小1の壁」
保育園という手厚い温室から、一気に「自己責任」の荒波へと放り出されるであろう小学生生活。
子ども自身が適応できるかも心配だけど、ぶっちゃけ一番ビビッているのは親であるわたし自身。
今回は、社会問題とも言われる「小1の壁」のリアルと、未知の恐怖で頭がパンクしそうになっている本音について書くぞ。
「小1の壁」とは?
育児界隈でよく耳にする「小1の壁」だが、これは単なる精神的な不安のことだけではない。
「保育園時代よりも働く親の負担が増え、仕事と育児の両立が困難になる社会現象」として議論されている問題なのだ。
親たちの前に立ちはだかる「現実的な壁」
18時の壁(預かり時間の短縮)
保育園は19時~20時まで延長保育ができたのに、学童保育(放課後児童クラブ)は17時半や18時閉所が多い。時短勤務の失効と重なり、物理的に働き続けられなくなるケースが続出。
小1プロブレム(子どもの適応障害)
自由だった保育園と違い、45分間じっと着席して授業を聞く生活の変化に子どもが適応できず、行き渋りや荒れにつながってしまう現象のこと。
夏休みの壁
約1ヶ月間の長期休暇。毎日お弁当を持たせて学童へ送迎しなければならず、親の体力が削られまくる。まさか新年度が始まる前から、夏のことを考える日が来ようとは…。
「小学校になると少し手が空くよ~」「保育園を卒園したら楽になる!」なんて言葉を、子どもたちが乳幼児のころはよく耳にしていた。

イヤイヤ期、トイトレ、夜泣き…大変なことがたくさんあるけれど、もう少ししたらラクになるんだ…!
いやいやいやいや、「大変」とかそういう類の話じゃない。
働き方の見直し、転職、はたまた離職…これって「これからの生き方」まで考えないといけない問題じゃないか。
育児には年齢相応の「悩み」と言うものが必ずセットになっている、と思い知らされる。
「え、送り迎えするの!?」昭和脳ママの衝撃
社会問題としての壁も凄まじいが、現場の「日々の生活ルール」の変化にもパニックになる。
先輩ママから小学校生活のことを聞いていた時のこと。

最初のうちは学校に慣れるまで、登校班まで付き添ったり、下校時にお迎えに行ったりしなきゃいけない場合もあるよ~。
うちは、夏休み入る直前まで送り迎えしたよ。
その言葉を聞いた瞬間、わたしの脳内はフリーズ。

えっ…? 小学生ってひとりで登下校するんじゃないの? たろうもいるのに朝はどうやって送ればいいの?え?お迎えも行くの!?(ザ・昭和脳)
自分が小学生だった頃と時代が違う。環境も違う。記憶も遠い昔…
「小学生はひとりで登下校するもの」という固定観念があっただけに、まさかの「送り迎えタスク発生」の可能性に白目をむいてしまった。
ワンオペで仕事をしながら下校時間に合わせて迎えに行くなんて、一体全体どうやってスケジュールを繰り回せばいいというの…?
不安でたまらなくなってしまう…
「知らない」ということが「不安」につながっている
一度不安のスイッチが入ってしまうと、知らなすぎるがゆえに未知の疑問が次から次へと溢れ出し、頭の中が毎日プチパニック状態。
- 学校生活にはすぐ慣れてくれるかな?(行き渋ったりしない……?)
- だいたい何時ごろ帰ってくるの?(学童に行かない日は何時に家を開ければいいの!?)
- 今まで通りの習い事にはすんなり行ってくれるかな?(体力的にもつの?)
- 新しく始める習い事も楽しんでくれるかな?
- お友達はできるかな?(休み時間ぼっちになってないかしら……)
- 宿題ってどのくらい出るの?(親が毎日つきっきりで丸つけするって本当……?)
- PTAって強制で入会しなきゃいけないの?(役員決めってやっぱり恐怖のドナドナ状態なのかな……)
- 学校に行く機会(授業参観や保護者会)ってどのくらいあるの?
はい、未知すぎる。
小1の壁あるある
「プリントの山」と「前日夜の急なお達し」
ランドセルからくしゃくしゃのプリントが大量に出てくる。「明日、アサガオの鉢とペットボトル持ってきて」を前日21時に言われてパニック。
親の宿題丸つけ&音読確認に追われる
仕事から帰宅後、ヘトヘトの状態で「ひらがな」「計算カード」「音読」のチェック。親の忍耐力が試される。
連絡帳アプリから「大量の紙&手書き」への逆行
保育園はスマホで完結していたのに、時間割を連絡帳に手書きさせ、押印や署名を求められるアナログ攻撃。
名入れ作業の地獄(お道具箱・算数セット)
数え切れないほどのお金やおはじき、数え棒ひとつひとつに名前シールを貼り続ける深夜の修行。
夏休みの学童のお弁当作り
お弁当作りに慣れていない方が多い元保育園ママ。「え…これを毎日?あと40日間あるんですけど…?」と初日から絶望。
子どものメンタルケア
子どもが「学校疲れた…」と帰ってきて、そこから待ち受ける「宿題」や「習い事」…。子どもはたまらず大爆発!園児の頃とは違う扱いに戸惑う。

子どもだけでなく「親側の管理タスク」が一気に増大するのが小1のリアル…
ママ・パパが今からできる「心の準備」
まだ見ぬ敵に怯えてパニックにならないために、わたしが自分に言い聞かせている対策がこちら。
「最初の1~2ヶ月はカオス」と腹をくくる
4月~5月にかけては親子ともに環境の変化でヘトヘトになるのが当たり前。「完璧にこなそう」とせず、「命が無事で学校に行ければハナマル!」くらいの極低ハードルで挑む。
先輩ママ・パパを捕まえて「ローカル情報」を聞く
学校によって宿題の量やPTAの雰囲気、下校時のルールは千差万別。ネットの極端な情報に惑わされず、近所の先輩ママに「どんなもんなんですか?」と聞くのが一番の処方箋。
「子どもは案外たくましい」と信じる
親がハラハラと気をもんでいても、当の本人は意外とすぐにお友達を作ってランドセルを揺らしながら楽しそうに通い始めたりするものだ。と信じるんだ。
案ずるより産むが易し!…と思いたい
あれこれ考えては勝手に一人でビビり散らかしているけれど、どんな親だって最初はみんな「小1初心者」。
不安なのは、それだけ我が子の新しいスタートを大切に考えている証拠でもある。
社会問題だのアナログ作業だの未知の壁が高く見えて頭がパンクしそうだけれど、始まってしまえばきっと親子で少しずつ「我が家なりのペース」を掴んでいけるはず。

小1の壁に震えるママさんたち、わたしたちは毎日やることやって、我が子を小学生になるまでそだてあげてきたんだ。自信を持とうぜ…!
覚悟を決めて一緒に4月を迎えましょう!


