

仕事と育児、どっちが大変だと思う?
共働き夫婦の間で一度は話題にあがったり、あるいは喧嘩の種になったりするこのテーマ。
わたし自身、ママである以前に、ブラック企業で働いていたこともあるし、残業なしの事務職、時短の在宅勤務、そして現在のゆるめで自由な在宅ワーカー…と、色々な働き方を経験してきた。
仕事の大変さも知っている。
育児の大変さも知っている
そんなワーママの視点から、それぞれの「大変さの正体」についてちょっと考えてみた。
【徹底比較】仕事と育児、それぞれの「大変さの正体」
仕事と育児は、ベクトルが180度違う「大変さ」を持っている。それぞれを書き出してみると、その違いがよく見えてきた。
仕事が「大変」だと感じる理由
- 成果と責任のプレッシャー(売上や納期、ミスの許されない緊張感)
- 組織での人間関係・立ち回り(上司、同僚、取引先との調整ストレス)
- 「辞められない」プレッシャー(家族の生活費やローンを背負っている責任)
育児が「大変」だと感じる理由
- 生理的な限界(慢性的な睡眠不足、身体の痛み、一人で行動できない不自由さ)
- コミュニケーションの途絶(言葉が通じない相手と1対1、社会からの孤立感)
- 自分のコントロール不能(100%子どものペースで予定が崩れる)
- 評価も給料もない(「出来て当たり前」とされ、感謝されにくい)
- 「失敗が許されない」重圧(子どもの命と将来を預かっている責任感)
- 絶対に辞められない(途中で投げ出せば即「育児放棄」になる)
なぜ「仕事の方が大変だ」という言葉に、妻は激怒するのか
多くの妻(女性)は、独身時代に昼夜問わずバリバリ働いた経験を持ち、その上で「育児」も経験しているんだよね。つまり、仕事と育児の両方の現場を知った上で「比較」している。
それにもかかわらず、本格的なワンオペ育児をやったこともない夫から、一方的に

「外で働いている仕事の方が大変だ」
「家にいられて楽でいいね」
なんて言われたら…

どっちもやってみてから言ってみやがれ!
って怒りが爆発するのは必至。
仕事は確かに大変だし、家族のために毎日外で戦ってくれていることには尊敬も感謝もしているよ。
でも同じように、「毎日命と向き合って、あなたの子どもを無事に大きく育てていること」にも、同じだけの尊敬と感謝をしてほしいんだよね。
両方を経験した人にしか、本当の比較はできない。
だからこそ、両方を経験した妻たちの「育児の方が圧倒的に自由がなくて辛い瞬間がある!」という声が大きく響くのは自然なことで「育児が大変」に軍配が上がりやすくなる一つの要因なんじゃないかと。
「仕事」と「育児」では、ストレスの属性も違う
仕事は「目標達成型(オン・オフが明確)」のストレスであり、育児は「環境適応型(24時間緊張状態が続く)」のストレスと言われている。
男性は「成果や数字」で大変さを測ろうとし、女性は「拘束時間や自由度のなさ」で大変さを測りやすいため、評価軸が噛み合わず「どちらが大変か論争」に発展しやすいという構造的な理由もあるみたい。
仕事と育児、どちらが大変か?の答え
仕事と育児、どちらが大変か?
わたしなりの正解は
「どちらも大変だし、どちらもつらいし、どちらもラクちんだし、どちらも楽しい」
- 残業が多いのか少ないのか
- 人間関係はうまくいっているか
- 管理職なのか技術職なのか
- 会社勤めなのか自営業なのか
- ワンオペ育児なのか
- 育児を頼れる第三者がいるのか
- 子どもの気質はおだやかなのか激しいのか
- 子どもの年齢はいくつか
- 子どもは何人いるのか
それぞれの職場環境、状況、家族構成、サポート体制など、本当に三者三様十人十色。
そんな中で「どちらが」なんて話をすること自体、不毛。
仕事は大変だけど、やりがいがあるし、楽しい
育児は大変だけど、かけがえがないし、愛おしい
そんな風に思えたら幸せじゃない?
これから目指したい夫婦の姿
ちなみにですが、わたしはコミュ障だから、毎日子育てが中心でとっても幸せです。
それにも関わらず、忙しくて心に余裕がない日には「パパは平日仕事しかしていなくていいな」なんて思ったりします。
勝手だな、と思うけれど、そういうものなのさ。
仕事も子育ても、一生懸命に向き合っているからこそ大変だし、どちらも欠けてはならない大切なもの。
夫婦はお互いをリスペクトして、よく話し合って、手伝ったり労ったりしながら二人三脚でがんばっていこう。
ではまた!


