【育児マンガ】小学校入学!「小1プロブレム」って?無理なく学校生活に適応してもらいたい①

小学校の入学式を終え、ピカピカのランドセルを背負って通い始めた我が娘のあーちゃん。

「新しいお友達たくさんできるといいな」「色んなことを吸収してほしいな」という親の期待を胸にスタートした新生活だったが、入学からわずか2週間で試練が訪れる。

今回は、環境の変化に苦しむ小1の娘と、そのSOSに直面して悩む親の葛藤についてです。

英語学童スタート!…のはずが、2週間目に起きた異変

我が家では、小学校入学のタイミングに合わせて、4月から「週2回の民間学童(放課後を英語で過ごすアフタースクール)」を契約していた。

前年の夏から、あーちゃんと一緒に何件もの民間学童を体験しに行き、特性やプログラム、教室内の雰囲気、月謝、そして何よりあーちゃんが楽しく通えそうかなどを総合的にみながら、慎重に決めた民間学童。

  • 学校が少し行きづらくても大丈夫なようにサードプレイスを用意したい。
  • 放課後の時間を有効に使って、遊びながら英語に親しんでほしい。
  • 夏休みを有意義に過ごしてほしい。
  • 送迎付きだから、ママの負担の軽減にもなる。

一石四鳥で最高の環境が準備できた!

親目線では完璧と思えるスケジュールだった。

しかし、無事に入学式を終え、学校に通い始めて2週間目が過ぎようとしていた頃、あーちゃんが、民間学童へ行く日の朝になると露骨に

「…今日って、英語の人が迎えに来るんだよね…行きたくない…」

と言い出すようになったのだ。

涙ながらに吐き出された、小1の「SOS」

ただのワガママかな?と最初は思っていたのだが、彼女の表情は真剣そのもの。ポロポロと涙を流しながら、心のSOSを必死に訴えてきた。

「なんか…お腹痛い…」
「胸がドキドキして、なんか変な気持ちなの…(泣)」
「学校ってさ…長いんだよな。すごく疲れちゃう」
「今日は(学校の)児童クラブだけど、遊べないの?」
「月曜日は17:00まで児童クラブだから、民間学童も嫌だけどがんばる…」

『胸がドキドキして変な気持ち』…その言葉を聞いた瞬間、胸がギュッと締め付けられた。

大人だって新しい環境に放り込まれたら不安で心臓がバクバクする。
それを6歳の小さな体で必死に耐え、自分なりに葛藤しながら「嫌だけどがんばる」と健気に耐えようとしていたのだ。

保育園時代とは比べものにならない緊張感と疲労感。

これ…完全に親が良かれと思ってスケジュールを詰め込みすぎ、無理をさせすぎているんじゃないか…?

猛烈な申し訳なさが押し寄せてきた。

パパの「すぐ慣れるよ」 VS ママの「本当にそう…?」

たまらず、仕事から帰ってきたパパにこの状況を相談してみた。

しかし、パパから返ってきたのは楽観的な一言だった。

あー、まあまだ学校自体に慣れていないだけだよ。すぐに慣れるって。小学生なんてそんなもんでしょ!

うーん、言いたいことも分からなくはない。最初からすべてを取り除いて甘やかすのが正解とも限らない。

けれど、毎朝「お腹が痛い」「胸がドキドキする」と泣いている娘の顔を直接見ているわたしとしては、どうしても「そんなもん」で片付ける気にはなれなかったのだ。

あーちゃんも初めての小学生なら、わたしも初めての「小1ママ」。

何が正解で、どこまで頑張らせて、どこでブレーキをかけてあげるべきなのか。毎日の送迎と葛藤の中で、わたしの不安は膨らむ一方だった。

「小1プロブレム」の入り口? 知っておきたい子どもの限界サイン

入学直後の子どもたちが直面する「小1プロブレム」や環境ギャップには、大人には想像以上のストレスがかかっている。

「小1プロブレム」とは?

小学校に入学したばかりの春、子どもたちが園生活とのギャップや新しい環境のストレスから、心身の不調や行き渋りを起こす現象は「小1プロブレム」や「小1シンドローム」などと呼ばれています。

「自由」から「規律」への急激な変化

保育園時代の「遊び中心」から、45分間じっと座って指示に従う生活へ。これだけでも子どもの脳と体はフル回転で疲弊している。

「民間学童」は習い事と同じエネルギーを使う

学校内の公的学童(児童クラブ)と違い、民間学童はカリキュラムやプログラムがあるため、子どもにとっては「放課後もずっとレッスンを受けている」感覚になりやすい。

身体症状(腹痛・動悸)は限界のサイン

言葉でうまくストレスを言語化できない子どもは、「お腹が痛い」「気持ち悪い」といった身体の拒否反応としてSOSを出す。

子どもが「学校や学童に行きたくない」と言ったときの初期対応

子どもが泣いて訴えてきたとき、「どうしよう」とあせってしまう…!親はまずなにをしたらいい?

「気持ち」を全肯定して受け止める

「そんなこと言わないの!」「みんな行ってるよ」と否定せず、「そっか、胸がドキドキしちゃうくらい頑張ってるんだね」「疲れたよね」と、まずはその辛さをそのまま言葉にして共感してあげる。

「学校」と「放課後」を切り分けて考える

学校そのものは義務教育として通う必要があるが、民間学童や習い事はあくまで「プラスアルファ」のオプション。子どもがパンクしそうな時は、まずオプション側を調整する柔軟さが必要だ。

「逃げ道」を作っておく

「どうしても辛かったら休んでもいい」「児童クラブに変更してもいい」という選択肢を提示してあげるだけで、子どもの気持ちはすーっと楽になることがある。

児童クラブ(学童保育)とは?

学校内にあり、放課後や休校日に小学校の校庭や体育館を使えて、全学年の小学生が安全に過ごせる公的な居場所のことです。(※自治体によって名称や利用条件、費用が異なります)民間学童とはまた違った、のびのびとした「学校内の放課後」の空気があります。

悩める母が下した「決断」とは…?

毎朝涙を流すあーちゃんにとまどいながら、わたしは考え続けていた。

「もう少し様子を見れば慣れる」というパパの意見も一理あるかもしれない。けれど、いま目の前で苦しんでいる我が子のSOSをシカトしてまで、英語の学童に通わせる意味って本当にあるのだろうか?

すべては娘の笑顔を取り戻すために…

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