
赤ちゃんが生まれると、毎日のお世話に加えて、保育園の申し込みや役所への届け出など、やらなければならない手続きもたくさんある。
産後の体が回復しきっていない時期に、家族が家事や手続きを代わってくれたらとても助かるよね。普通。
とても助かる、ありがとう!感謝!!
となるはずなの、普通は!
…ところが、自分でも思いもよらない事態になりました。
妻を気遣って夫が書類を書いてくれたのに…
生まれてすぐに保活を始めた我が家。産後で体がつらいだろうと気遣ってくれた夫が、役所関係の書類をそろえ、記入までしてくれていました。
ありがたい。ありがたいのよ。
それなのに、わたしから出た第一声がコレ。

…なんで書類、勝手に書いちゃうの? わたしが…わたしが書きたかったぁぁぁ!
そして号泣。
いや、夫は何も悪くない。わたしを気遣ってくれただけ。
悪くないどころかやさしい。
なのに、涙が止まらないのです。
なんだこれ?
産後のメンタルの不安定
出産後は、体だけでなく心にも大きな変化が起こりやすい時期。
心身に負担がかかる要因が重なるからね。
- 出産にともなうホルモンの変化
- 睡眠不足
- 慣れない赤ちゃんのお世話
- 生活リズムの変化
などなど。
普段なら気にならないことが気になったり、急に涙が出たり、イライラしたりすることも。産後じゃなくても、寝不足だったり環境変化があったりすると、浮き沈みするものだしね。
「マタニティブルーズ」と「産後うつ」
産後に一時的に気分が不安定になる「マタニティブルーズ」は、一般に出産後数日から1週間ほどにみられるメンタル不調。一方、気分の落ち込みなどが続く「産後うつ」は、産後数週間から数か月の時期にも起こることがある。

今回のわたしの号泣は「マタニティブルーズ」と「産後うつ」どっちだった?
うーん、いまとなってはわからないな。
ただ、産後2か月という時期は、まだ心身の変化や育児の負担が大きい時期だと思うから、自分でも理由がわからないほど感情が揺れることがあっても、不思議ではないよね。
産後のメンタルがつらいとき、どうしたらいい?
産後の自分が思うようにいかなくて毎日悩んでいたわたし。
なかなか考えられないかもしれないけれど、すこしでも意識してみるとラクになるかもしれないよ。
「ちゃんとできない自分」を責めない
赤ちゃんのお世話をしながら、家事も手続きも完璧にこなす。そんなの、ぜーーーったい無理!無理じゃなくても簡単なことではないよね。
誰かに頼ったり、予定どおりに進まなかったりしても大丈夫。
「今日はこれだけできた」と考えて、できなかったことを責めすぎないで。

「自分で保育園の資料書きたかったんだね~、うんうん、よしよし」
「大丈夫だよ~、気持ちわかるよ~」
と、自分の気持ちをちゃんと受け止めてあげたらすこしラクになったよ笑
家族には「手伝ってほしいこと」を具体的に伝える
家族がよかれと思ってしてくれたことでも、自分の希望とは違う場合があるよね。
たとえば「書類をそろえてほしいけれど、記入は自分でしたい」とか(そんな人なかなかいないだろ笑)
任せたい部分と自分でやりたい部分をちゃんと伝えてみる。

いやいや、産後すぐに自分の希望を整理して伝えるっていうのがそもそも難しい!
うまく伝えられなくても大丈夫!自分を責めなくて大丈夫!
パートナーにも「産後メンタル」を理解してもらって、ゆっくり伝えよう。
つらい気持ちは、ひとりで抱え込まない

涙が止まらない、気分の落ち込みが続く、眠れない、何をしても楽しめない…
友達や家族と話しても、気分が晴れない…
そんな状態が続いたり、日常生活や赤ちゃんのお世話がつらくなったりしたときは、我慢せずに産婦人科や自治体の保健師・助産師などに相談しましょう。
産後のメンタル不調は、気合いや根性で乗り越えるもの類のものじゃないのよ。

わたしも、学生時代はバリバリ縦社会の運動部だったし、社会人になってからも気合と根性のブラック企業勤めだったけれど、産後のメンタルには打ち勝てなかったもの。
必要なサポートを受けることも、大切なケアの一つ!
産後の悩みは、どこに相談できる?
身近な人には話しにくいときや、何をどう相談したらよいかわからないときは、次のような相談先があります。
出産した産婦人科
産後の体調や気分の変化について相談できます。
自治体の保健センター・こども家庭センターなど
保健師や助産師などに相談でき、地域の支援につないでもらえる場合があります。
産後ケア事業
自治体などの制度を利用して、母子の心身のケアや育児支援を受けられる場合があります。利用条件や費用は自治体によって異なります。
詳しくは、厚生労働省の「産後に使える制度・サービス」も参考にしてみてください。
産後は、自分でもびっくりすることが起こりやすい
夫が書いてくれた保育園の書類を見て、「自分で書きたかった!」と号泣したわたし。
わたしはWEBデザイナーとして働いていたので、きれいに整った資料を作るのが好きでした。
役所の書類であっても、自分で記入して、きれいに仕上げたかったのかもしれない。
それにしたって、書類を書きたかっただけで号泣する?
普段のメンタルならたぶんしない。

こわいこわいこわい! これが産後メンタル…
自分でもびっくりするほど感情があふれてしまった出来事でした。
そして、パパ、ごめんね。
産後のママたちが、少しでも自分に優しく楽しく育児ができますように。
ではまたね!

